禁煙イライラの対処法〜その1〜
タバコが吸えなくなる不安を断ち切ること
タバコをやめたくてもやめられない、それはニコチン依存症という病気、というのはご存じですよね。でもニコチン依存症よりもやっかいなのは、やめられたらどうしようという、心理的な思い込みです。
こんなことありませんか?タバコでイライラがすっきりした。落ち込んだ時、タバコで悩みが軽くなった。嬉しかった時のタバコでより気分が良くなった。これらは全て心理的な思い込みなのです。
こればかりは、ニコチンガムや禁煙薬でもどうしようもありません。しかも、何年たってもちょっとした瞬間に吸いたい気持ちが出てきてしまうものなのです。
でも、心理的な不安を解消するためにできることはあります。まずは次の3つの方法を試してみてはいかがでしょう。
①思い込みには思い込みで対処
タバコで気分転換ができる、ストレス解消になるという思い込みをなくしていきましょう。それは、「タバコなんて美味しくない」「タバコなんてくだらない」「タバコなんて時間のむだだ」などと自己暗示をかけることです。自己暗示の内容は何でも良いです。自分がタバコに対してネガティブになれる最大限の理由を見つけてください。コロナ禍の今がチャンスかもしれません。喫煙所が閉鎖されているし、家では肩身の狭い思いで換気扇下。こんな状況で吸っても楽しくないですよね。あえて喫煙のマイナスイメージを植え付けていくと、タバコ=楽しくない、になるかもしれません。
②マイナスをプラスに
禁煙するというと、喫煙者にとってはハードルが高く感じることもありますよね。そこを「健康になる」と考えてはどうでしょうか。ダイエットも同じで、きつい運動をする、食事制限をすると思えば、おっくうになりがちですが、「きれいになる」「好きな服を着れるようになる」とプラスに考えれば、先の楽しみが増えますよね。健康になったら何がしたい、健康になったらこんなに素敵な自分になれる、健康になったらこんなにこんなに良いことがある等。健康の先にあるハッピーを想像するだけで、ほら!今すぐにでも禁煙したい気持ちになりませんか?
③失敗を恐れない
これまで何度も禁煙に失敗した人もいるでしょう。失敗を重ねることで自信もなくなってしまいますが、それを恐れていては先に進めません。禁煙は何度チャレンジしてもいいんです。最初から完璧になんでもこなせる人はいません。金メダルを取ったアスリートでさえ、これまで何度も失敗したり、負けたりを重ねてようやく金メダルを勝ち取ったんですから。むしろ何度も失敗を繰り返して成功された暁には、禁煙成功の喜びが倍返しで返ってきます!
禁煙イライラの対処法〜その2〜
マスクをつけよう
今は、コロナ禍の影響で幸い?にも、マスクをつける生活が定着していますよね。家の外ではマスクは欠かせないものになっていますので、それに便乗して家でも外でもマスクをつける機会を増やしてみましょう。無意識にタバコに手が伸びて口に持っていったとしても、マスクが邪魔をしてしまいます。思わず手が伸びたタバコに一瞬の抑止力がかかり、出した手を止められるかもしれません。
コロナ感染対策としてマスクは必須ですが、さらにタバコ抑止力もあるとなれば、一石二鳥ですね。
禁煙イライラの対処法〜その3〜
吸いたくなったら水を飲もう
喫煙者は、タバコを吸う動きが習慣になっていることがあります。手持無沙汰だったり、口寂しくなったりして、ついタバコに手が伸びることはありませんか。
それを解消する方法の一つが、水を飲むことです。
水を飲むと、ニコチンの離脱症状を和らげることができるといわれています。また、口寂しさも和らぎ、吸いたい気持ちを落ち着かせることができます。
基本的にはどんな水でもOK。でも今は、いろんな種類のミネラルウオーターがありますので、いろいろ試してみて、自分がおいしいと思えるものを探してみてはどうでしょうか。
また、朝起きてまずは一服という習慣がある人は、タバコを一杯の水に変えて飲む習慣をつけてみましょう。朝イチのタバコが吸いたい欲求を抑えられるだけでなく、腸の動きが良くなり、健康維持にも役立ちます。
水は、冷たい水だと体が冷えてしまうので、常温か白湯がおススメです。
禁煙イライラの対処法〜その4〜
離煙ブリーズしよう
[離煙ブリーズの方法]
リラックスして、鼻から空気を吸い込む。そして息を止めて頭の中で5秒カウントしてください。その後口をすぼめ10秒かけてゆっくり息を吐きだす。慣れてきたら、息を止める時間、吐く時間を徐々に長くしていきましょう。息を止めた時間の倍の時間をかけて息を吐き切るのがポイントです。
離煙ブリーズ
禁煙イライラの対処法〜その5〜
思い切って禁煙グッズを活用
禁煙中にイライラしてしまうのは、タバコにニコチンが含まれている以上、仕方のない事。イライラをどうしても克服できない人は、潔く禁煙グッズに頼ってみるのもひとつの手です。
マジカルが企画・開発した離煙パイプは、イライラの原因であるニコチンを、一日わずか3%ずつ解消していく禁煙グッズです。31段階まで細かく設定されたパイプを使って、最終ニコチン量0.005mgまでスムーズにアシスト。ごく少量ずつ減らすことで、つらいニコチン離れを軽減してくれます。
最終段階までたどり着いてすぐに勇気が出ない方も、最後のパイプを使い続ければ0.005mgの低ニコチン状態を維持する事が出来ますのでご安心ください。
↑長期間維持する方用の離煙キープパイプ(GRタイプ/GSタイプ)
お客様の声
『30年来の喫煙がたった1ケ月でやめることが出来ました。』
匿名希望 55歳
30年来の喫煙が、たった1ヶ月でやめることが出来ました。
こんな簡単にやめることが出来るなんて・・・
なんとなく、ぜったいやめるという気持ちもなく申し込んで、気がついたらやめて一年たとうとしています。
今でも信じられない思いです。
ありがとうございました。
そんな離煙パイプと相性がいい禁煙グッズが電子タバコ。
よく、低ニコチン状態への移行が成功した後も、精神的な依存が残ってしまう方がいらっしゃいます。
〝電子タバコ〟は、そんな心理的依存にとって非常に効果的な禁煙グッズです。タバコに似た煙が出ますが、中にはニコチンもタールも含まれていません。吸う習慣が絶ち切れないとき、電子タバコを使えば満足いくまでタバコを疑似体験する事が出来ます。
ただし海外で売られている電子タバコには、リキッドにニコチンが含まれている場合があります。うっかりニコチン入りのを吸ってしまうと、元のニコチン依存に舞い戻ってしまいますので、注意が必要です。
電子タバコは離煙パイプで体内のニコチンを減らした状態で使うのをお勧めします。イライラを解消する強力タッグで是非禁煙にチャレンジしてみてくださいね。
このように禁煙中のイライラを解消する方法は色々あります。自分に合った方法を見つけ出したり、上手く組合せたりしましょう。いろんな方法を試してみるのも案外楽しいものです。禁煙期間を楽しく気軽に過ごせたなら、つらい禁煙もすんなりとクリアできるかもしれません。
禁煙ライター 松本澄子